救命救急センターの求人動向や具体的な探し方を紹介します。転職活動の参考にしてください。
救命救急センターに転職したいと思っても、求人を探せず困っている看護師もいるでしょう。事実、救命救急センターの求人が大々的に出されていることは少ないです。実際に働いている看護師がいて、人員の流動もあるので定期的に募集しているのは確かです。それなのに、なぜ求人を見かけないのでしょうか。
救命救急センターが配備されているのは規模の大きい病院であることがほとんどです。地域の中核病院や大学病院がメインになりますが、そこで看護師を募集する際は「救命救急センターの求人」ではなく、まずは「その病院の求人」という形で出されます。つまり、実際には募集しているものの、外から見ると救命救急センターの求人が出ていないように感じてしまうのです。
また、救命救急センターで働く救急看護師にはレベルの高い知識や技術が求められます。三次救急なので、二次救急などで経験を積んだ即戦力が求められるケースも多いでしょう。加えて、病院内のシステムや他職種との連携に慣れている必要もあります。そういった人材を募集する際に大々的に求人を出した場合、即戦力にならない看護師からの応募が殺到してしまうと採用側も困ります。そのため、積極的に求人を出すのではなく、限られた人にしか見えない形で求人を出しているケースも少なくありません。
では、救命救急センターの求人はどうすれば探せるのでしょうか。前提として、救命救急センターは三次救急に指定されている病院にしかありません。都道府県によって病院数も異なるので、まずは救命救急センターのある病院をリストアップしましょう。その中から看護師の募集があるかどうかを確認することになりますが、前述の通り「救命救急センターの求人」としては出ていません。まずはその病院の求人に応募して、希望配属先として救命救急センターを挙げるという流れになります。
ただし、退職などの理由で早急に看護師を集めている職場も存在します。救命救急センターは常に人員を確保しておかなければならず、その場合は病院側が関係各所に連絡することになります。その関係各所に含まれるのが、転職エージェントです。転職エージェントは、条件の合う人材だけに紹介している非公開求人を保有しています。医療機関との強いつながりを持ち、早急な人材の確保にも対応できるような体制が整っています。そのため、転職エージェントに登録して救命救急センターの求人を探すのもおすすめです。より多くの選択肢を用意するために、複数登録しましょう。以下に、おすすめの転職エージェントを3つ紹介します。